INGGの歴史
アンチエイジングは非常に早くからルーマニア国内で注目され、1952年には、国家機関による国家プロジェクトとして世界初の老化防止学研究所が故アナ・アスラン博士を中心に創設されました。
ルーマニアの高齢者医療は、1990年頃より世界的に認知されるようになり、それに伴いスウェーデン・フランス・イタリア・スペイン・インドネシア・タイ・中東地域などに進出、現地にクリニックを開設いたしました。
現在は、「ルーマニア国立加齢科学研究所(INGG※)」に名称を変え、首都ブカレストとオトペニに広大な施設を有しております。この施設を活動拠点とし、45歳以上の高齢者の老化リスクを防ぐための治療法の研究に取り組んでいます。
※正式名称は、
Institutul National de Geriatrie si Gerontologie “Ana Aslan”
創設と歩み
1950年 | アナ・アスランによりプロカインの研究結果が発表される |
1951年 | アナ・アスランは、25人の患者で長期の実験を始める。 鬱病、記憶力の改善、注意力、視力、聴力、臭覚、自律神経、パーキンソン病、皮膚や爪、関節の動きが改善して、血圧も正常化した。 |
1952年 | 世界で初めてのジェロントロジーや老人病を専門とした研究所が設立され、ルーマニア国より、その初代所長としてアナ・アスランが任命される |
1956年 | 老化を遅らせ、神経衰弱を防止する効果を持つ薬剤を中心とするプログラムを発表する |
1957年 | 7,600人の患者の薬理データに基づき、ルーマニア厚生省により注射が認可される |
1958年 | 社学的老年病学の研究部門の基礎を作り、老化現象について研究する |
1962年 | ルーマニア厚生省により錠剤が認可される |
1964年 | アナ・アスランが構築した基礎的・医学的・社会的など広範囲にわたる活動によりWHO推奨される |
1974年 | 国立加齢科学研究所(INGG Ana Aslan)に名称を変更 |
2006年 | ジェロントロジー総合研究所と日本におけるアンチエイジング治療に関するパートナーシップ契約を締結する |
2008年 | 日本で初めてINGG療法を導入 |